救済措置が拡大へ/衆院環境委/アスベスト法案を可決
江田氏が意見表明
![]() ▲江田氏=3日 衆院環境委 |
衆院環境委員会は3日、石綿(アスベスト)健康被害救済法で医療費などの給付対象から外れている被害者・遺族を救済するための同法改正案の採決を行い、全会一致で可決した。 改正案は、申請の遅れによる不利益への対応や救済対象の拡大、請求期限の延長などの措置を取ったもので、(1)医療費・療養費を「療養開始日」までに遡って支給(2)申請しないまま現行法施行日(2006年3月27日)前に死亡した被害者遺族への特別遺族弔慰金の支給(3)労災保険上の遺族補償給付を受ける権利を時効(5年)で失った遺族への特別遺族給付金の支給(4)特別遺族弔慰金と特別遺族給付金の請求期限の延長(5)石綿関連事業者の公表や制度の周知徹底――を盛り込んでいる。 |
| 採決に先立つ意見表明で、公明党の江田康幸氏は改正案によって、これまで救済されなかった被害者も救済されることになるとして賛意を強調した。 さらに、救済された人数が中皮腫で亡くなった人の数と比較して「大幅に少ない状況」を指摘し、「国民が制度を知らなければ救済を受けることができないことには変わりはない」と訴え、国民や医療関係者への周知徹底を強く求めた。 |
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