「拉致」再調査/見極め必要
制裁解除の判断は慎重に/衆院特委で江田氏




▲質問する江田氏=19日 衆院拉致特委
 衆院拉致問題特別委員会は19日、日朝実務者協議で北朝鮮が約束した拉致被害者の再調査や、政府が表明した対北朝鮮経済制裁の一部解除方針について審議した。公明党からは江田康幸氏が質問に立った。

 この中で江田氏は、拉致被害者の再調査について、北朝鮮が2004年に行った再調査で、まったく別人の遺骨を提出したことなどを指摘し、「再調査の約束が本物であるかどうか疑念が残る。前回の再調査と今回の再調査はどこが違うのか」と述べ、調査内容を見極めるよう政府に求めた。

 外務省の斎木昭隆局長は、調査内容を今後、よく見極めていく考えを示し、「(調査は)一方的に北朝鮮に任せるのでなく、しっかり注文をつけていく」と述べた。

 また、江田氏が北朝鮮への制裁解除は「再調査の結果を見てから判断すべき」と主張したのに対し、町村信孝官房長官は、北朝鮮の行動に応じて判断する考えを示し、「再調査の進展、中身を見極めながら、(制裁措置の)一部または全部を必要に応じて取ることはあり得る」と述べた。

Copyright(C)2008 PICT. All rights reserved.